『プレミアムきんか』は、金華豚とフジロック(静岡県のデュロック種系統造成豚)を交配し、遺伝子を見ながら次の親豚を選ぶことで、フジロックの「優れた産肉能力」と金華豚の「美味しい肉を生産する性質」の両方を兼ね備えて誕生した、高品質肉豚『フジキンカ』です。
目的とした金華豚の「肉をやわらかくする遺伝子」の効果は、食味試験においても認められました。
さらに、金華豚の良質な脂肪の性質も持ち、一度食べれば違いが分かる最高品質の豚肉となりました。
最近の遺伝子解析技術の進歩で、豚肉の品質に関係している遺伝子の場所がわかってきました。
そのため、遺伝子を見ながら、次の親豚を選ぶことで、これまで利用が難しかった金華豚の「おいしい肉を作る性質」を持った、新しい合成豚「フジキンカ」が開発されました。
通常の豚にはない「金華豚の黒い毛色の遺伝子」を受け継いでいるため、一切れの肉からでもこの豚であることの識別が可能です。